このページでは2009年に開催された【Consulting Master Class】の募集レターを公開しています。
(セミナー詳細の案内など一部改変あり)
→Consulting Master Classの詳細はコチラ(現在、期間限定先行販売中)
今から、あなたの生きるステージを飛躍的に上昇させ、真の意味での“成功”を手にするたったひとつの“最短経路”を提示しましょう。
ども、こんにちは、木坂です。
このPDFを読んでいるということは、コンサルティングや講師業といった職種に何かしら興味関心があるのだと思います。
もしかしたらすでに生業としているかもしれませんね。
どちらでも構いません。
今からお話しするのは、
「コンサルタント(広い意味での講師業)として成功する方法」
です。
そのことに興味があれば、読んで損はしないはずです。
「成功」の定義は後々明らかになります。
単に「コンサルティングビジネスで儲けましょう!」みたいな低能な話ではありませんので、万が一そのようなものを期待していたら読んでも時間の無駄だと思いますから、ファイルごと削除していただいて構いません。
そして、その「方法」を伝え切ることこそが、今回募集するConsultingMasterClassのたったひとつの目的であり、ゴールです。
ちなみに、講座自体に申し込まなくても、このPDFを読むだけでその概要というか、ステップは理解できるように説明していますので、経済的に受講が困難な場合は熟読の上、役立ててもらえれば幸いです。
よいコンサルとダメなコンサルを分かつ決定的な、ひとつの要素。
「よい」コンサルタント(ここでは便宜上コンサルタントと書きますが、講師や営業やカウンセラーなど、クライアントに何かをアドバイスする職業はすべて含まれます)とはどんなコンサルか、わかりますか?
もちろん、クライアントに結果を出させるコンサルタントです。
「結果」とは何でしょうか?
金銭的な儲けや悩みの解消でしょうか?
それももちろんあるでしょうが、それは「結果」のごくごく小さな部分でしかないということをまずは理解してください。
「結果」とは決して、金銭的に儲けさせるとかそういった単一の尺度で測るべきものではなく、総合的なクライアントの「変化」として測るべきものなのです。
言い換えれば、クライアントが望む「変化」を与えることのできるコンサルタントが「よい」コンサルタントだということです。
では、クライアントに結果を出させることのできるコンサルタントと、できないコンサルタント。
彼らを決定的に分かつ、ひとつの要素は何かわかるでしょうか。
マーケティングの知識やコピーライティングのスキル、幅広い人脈や豊かな経験、人間的な信頼感や持っている情熱など、いろいろ思いつくと思います。
が、それらはすべて違います。
おそらく、答えを聞いたら意外に思うかもしれません。
誰も言わないこと、いや、気がついてすらいないことだと思いますし、僕自身この事実に気がついた時は驚きましたから。
どうして僕のクライアントは「結果」を出せるのだろうか。
どうして同じくらいか、むしろ僕よりも(知識的には)優秀だと僕が思うコンサルタントのクライアントは結果を出せないのだろうか。
そんなことをずっと考え、何百社何千人と対話をするうちに、気がついたのです。
結果を出させるコンサルタントの特徴に。
それは、
「クライアントにとって、唯一無二の存在になっている」
ということです。
唯一無二のコンサルタントであったり、唯一無二の先生であったり、唯一無二の担当であったり、唯一無二のコーチであったり。
呼び名は何でも構いませんが、結果を出させるコンサルタントは、とにかくクライアントにとって唯一無二の存在になっている。
それは僕だけの話ではなく、たとえば僕から見て全然ダメなコンサルタントについていても結果を出すクライアントというのはいて、どうしてかって考えたら彼らにとってそのコンサルは「唯一無二」だからなんですね。
だから、逆に彼らが僕のところにきても、結果を出させてやることはできない。
僕は彼らにとって唯一無二の存在ではないからです。
予備校講師時代を思い返してみても、なぜだか合格率のいいクラスを担当している先生というのは、授業の良し悪しというより、生徒にとって唯一無二の先生になっていた。
気が付いてみれば至極当然、シンプル極まる話だったのですが、意外と気がつくのに時間と経験を要しました。
「コンサルティング」のパラダイムシフト。
なぜ唯一無二にそこまでこだわるのかといえば、今更言うまでもないかもしれませんが、これからの時代、そうでなければ成功できないからです。
ここで「成功」という言葉は、我々「コンサルタント」の側にも「クライアント」の側にも“同時に”当てはまる用語として使っています。
つまり、クライアントにとって唯一無二のコンサルタントにならなければ、コンサルタントとして成功することはできないし、クライアントを成功させることもできない、ということです。
残念なことに、どんなに知識があっても、どんなに実績があっても、どんなに人間的に優れていても、クライアントにとって唯一無二の存在でなければ、成功はやってこないのです。
今話しているのは、「あなたがブランドにならなければ今の時代は儲かりませんよ!」などという小さい話ではまったくないということを理解してください。
「こっちだけ成功する」ということは、原理的にあり得ないのです。
クライアントの成功がすなわちこちらの成功であり、こちらが成功(=進化)することでクライアントはますます成功する。
そーゆー関係性があるのです。
もちろん僕のメルマガを読んでいたりセミナーに出てくれていたりするのなら、こんなことは言われるまでもないと思いますが・・・。
この事実に気が付いている人はほとんどいません。
しかし、現場に出てみれば事実だということがよくわかるでしょう。
現実をストレートに表現すれば、ほとんどのコンサルタントはクライアントに満足な結果を出させることができていないわけですが、それは、単に彼らの力量が不足しているというだけでなく、従来の「コンサルティング観」に固執しているからです。
時代が求めるコンサルタント像はとっくに変わっているにもかかわらず、そのことに気がつかずに従来通りのコンサルティングを行っている。
そんな状態で「成功」できるはずはないのです。
コンサルティングというパラダイムは、とっくにシフトしています。
一体どうシフトしているのかと言えば・・・
「先生」は死んだ。
「神は死んだ」という言葉をご存知だと思います。
ニーチェの言葉です。
ニーチェはキリスト教徒を弱者の群れとして批判し、こう叫んだのです。
神に隷従する人間ではなく、自由な意志を持った人間であれ。
中世から近代というパラダイムシフトの象徴でした。
これは、実はコンサルティングの世界に起こったパラダイムシフトと構造が似ています。
従来、コンサルタントと呼ばれる人たちは「先生」でした。
そしてクライアントはその先生の言うことを聞くだけの「生徒」として、いわば思考を剥奪され、「隷従」していたのです。
学校の状態を思い出してもらえるとよりイメージしやすいかもしれません。
今から50年くらい前の学校は、先生の権力が絶大で、暴力は当たり前。
それは「指導」として感謝され、そのような「強い」先生がよい先生の象徴でした。
しかし現代の「よい先生」は、そのような先生ではないと思います。
暴力を行使して生徒を「教師の思う方向へ」無理やり導いていくことは、正しい教育の姿ではないでしょう。
コンサルタントもまた然り、です。
そのような「先生」としてのコンサルは、もはや時代に求められていない、つまり「死んだ」のです。
オバマはコンサルタントか?
オバマが合衆国大統領になりました。
今現在の世界が、時代が求めている「ヒーロー」の典型がオバマです。
オバマは、もちろんコンサルではありませんが、しかし現代のコンサルに要求されているのは「オバマになること」なのです。
オバマは、リーダーです。
先生ではありません。
独裁者でもありません(そう見る向きもあるようですが、今は割愛)。
あくまでもリーダー(=仲間を導く者)なのです。
いま求められているコンサルタントは、まさにこの“リーダー”なのだということを、理解してほしいと思います。
上から「あれをやれ、これもやれ、それはやるな」と“命令”するだけの「先生」ではないのです。
ともに苦しみ、ともに笑い、ともに泣き、しかし常に力強く進むべき道を教えてくれるリーダー。
「この道を歩け、でないとお前は死ぬぞ!」などと言うのではなく、あくまでもその道を歩くことが成功につながっていると確信させてくれるリーダー。
そんな存在が求められているのです。
これは、非常に大きなパラダイムシフトです。
この仕事を生業とするつもりなら、絶対に忘れないようにしてください。
ただし、同時に非常に重要な注意があるのですが・・・
答えを教える人間は、リーダーではありえない。
僕がセミナーなどでよく言うことです。
何か質問をされて、答えを教える。
それがコンサルだと思っている人は多いでしょうが、それも前時代的なコンサル像です。
先に、よいコンサルとはクライアントに結果を出させる存在だ、と言いました。
また、結果とはクライアントが望む、総合的な「変化」であるとも言いました。
答えを教えることは、はたしてこの「変化」を促すでしょうか?
学校において問題を解かせることなく、答えを教えまくることは、生徒のためになっていると、生徒を「変化」させていると言えるでしょうか?
また、そもそも解答があらかじめ用意されている学校の問題とは異なり、実際のコンサルティングの現場で現れる問題には、唯一の答えというものが存在しません。
オバマだって、決して答えを示しているわけではないですね。
彼はひたすら「この道をともに歩こう。そうすればアメリカは変わることができる。再生できる」と訴えているだけなのです。
もう少し厳密に言えば、リーダーには
「それしかできない」
ということです。
あたかも唯一の「答え」が存在しているかのようなふりをしてその答え(に見える何か)を教えるのは、麻薬を与えることと似ています。
「この人は何でも知っている、困ったら何でも教えてくれる!」という依存心をクライアントの心に植え付けます。
ですから、一言で言えば、クライアントはバカになるのです。
一種の具民化政策(=植民地政策)です。
もちろん、クライアントをバカにして依存させ、金だけ半永久的に搾り取りたい、自分がいないと何もできない人間にしたい、という邪悪な思いがあるのでしたら、欧米列強が実際に行った植民地政策よろしく、方法論的にはそれでいいと思います。
しかし、先に説明したような健全な「成功」を手にしたいのであれば、この状況が正しいものでないことは一目瞭然でしょう。
よいコンサルタントというのはあくまでも「きっかけ」を超えてはいけないし、よい教師というのは「尊敬されるべき踏み台」にすぎないのです。
いわば助産婦です。
クライアントが生む苦しみを緩和してやる。
手伝ってやる。
ガイドしてやる。
リードしてやる。
それ以上は、越権ですし、原理的にも不可能です。
コンサルタントに求められる4つの力。
ここまで姑のように小言じみたことを言ってきましたが、それらを理解してもらった上で、いよいよ現代のコンサルタントに求められる4つの力の説明に入りたいと思います。
この4つの力を自力で伸ばせるのであれば、今回募集するクラスを受講する必要は全くありません。
ですから、自力での進化・成長を求めている場合は特にこの説明は熟読するようにしてください。
・・・コンサルタントには、当然ですが様々な力が求められます。
例えばクライアントが言っていることを理解する力、クライアントが言いたいけど言葉にできないことをくみ取ってあげる力、クライアントの緊張をほぐして本音を言いやすくする力、クライアントが抱えている問題の答えをすぐに思いつく力、その答えを言わずにヒントを考えクライアントに伝える力、クライアントが自分で答えに辿り着けるように導いてやる力、第一印象でクライアントのパーソナリティを把握する力、様々な角度から同じことを説明できる語彙力と視点の広さ、などなど・・・。
ちょっと考えただけでもまだまだ出てきます。
少し厳しい言い方になりますが、「マーケティングコンサルタントはマーケティングの専門家」「弁護士は法律の専門家」「医者は医学の専門家」「心理カウンセラーは心の専門家」などという理解では到底不十分で、真にクライアントのためになる存在とは足り得ないんですね。
我々は、もっと「人の人生の一部を担っている」という責任感を持つべきだと思うのです。
それゆえに、専門分野以外に、もっともっと幅広いスキルや素養が総合的に求められます。
あなたはこの文章を理解できますか?
「当たり前だろ」と思ったとしたら、コンサルタントには向いてないかもしれません。
とっさに「自己言及のパラドクス」を思い浮かべた勉強熱心な方もるかもしれませんが、今回はそうではなくもっと単純な話です。
例えばクライアントが「私は来月の売り上げを倍にしたいのですが、どうしたらいいでしょうか」と相談にきたとしましょう。
このクライアントの質問の意味がわかりますか?
日本語をきちんと理解できるあなたは、とっさに売り上げを上げるための方法をあれこれ考えだすかもしれません。
マーケティングプランを見直し、コピーライティングスキルを駆使して成約率の高いレターを書き、オファーも見直して・・・と、総合的なアプローチも取れることでしょう。
しかし、僕ならこの質問をもらった時に、すぐにこう聞き返します。
「なぜ売り上げを倍にしたいのですか?」
僕には、「私は来月の売り上げを倍にしたいのですが、どうしたらいいでしょうか」という質問の意味がわかりません。
だから、答えを出すこともできない。
質問の意味がわからない以上、わかるまでこちらが質問をしなくてはいけない。
その初めの質問が、「なぜ売り上げを倍にしたいのか?」なのです。
そのあとには、「なぜ来月までなのですか?」と聞くはずですし、その答えを踏まえて、15分くらいは質問すると思います。
それくらい、相手の言っていること、それが本当に意味するところを理解するのは難しいことなのです。
なぜ難しいか。
それは、クライアントは全てを的確に表現することはできないからです。
心の中に持っている「本当に伝えたいこと・本当に解決したい問題」をそのまま言葉にできるクライアントはほぼ皆無だと思っていいです(それが出来ればコンサルは雇いません)。
相手が言っていることと、その奥にある「本当に解決したい問題」との間には大きなギャップがあり、発話された言葉だけをまともに受け取っていると全く見当違いのアドバイスをしてしまう。
そんなことになるのです。
その意味で、コンサルタントには医者の「診断」のようなスキルが求められることになります。
「今日はどうしましたか?」
「どうやら大腸癌に冒されているようで、おそらくすでにⅢ期だと思います。すぐに手術をしていただいて、その後抗癌剤としてメシル酸イマチニブをいただきたいと思います。」
「そうですか、ではそのようにしましょう。」
などという医者は存在しないですよね。
しかし、コンサルタントというのは、現場でこんなことばかりしています。
本当の問題がわかっているクライアントなんていないわけで、その問題発見からが、コンサルの仕事なのです。
むしろ、それが最大の仕事だと言ってもいいでしょう。
なのに彼らは、それをしないでクライアントの言葉を鵜呑みにし、表面的なアドバイスに終始する。
だから、ほとんどのコンサルタントはクライアントに結果を出させることができないわけです。
彼らにはクライアントの心の声が、本当に抱えている問題の叫びが、聞こえていないのですから。
現代のコンサルタントに求められる3つの力。
まず1つ目の力が、この
「クライアントの心の声を聞く力」
です。
10+50=∞を瞬時に説明できますか?
この手の問題は僕がよくセミナーなどで参加者にやってもらうタイプのものなのですが、まず初見では意味すらわからないのではないかと思います。
でも、コンサルタントなら、瞬間的に説明しなくてはいけません。
さっきから言っているように、コンサルタントには用意された答えなどというものは存在せず、答えは常に動いています。
そしてそれを“瞬間的に”つかまえてこなくてはいけないわけですが、その練習だと思ってください。
だから、この問題にも答えなんかありません。
例えばこんな回答が考えられるでしょう。
「僕は10円持っています。お兄ちゃんは50円持っています。二人であわせて60円を募金しました。その60円で、アフリカの貧しい子どもがひとりワクチンを打って助かるそうです。子供の命の価値は無限大だと思います」
当たり前ですが、10+50=60です。
10+50=∞は、数学的に間違っています。
でも、上の説明が、どうして「間違っている」と断言できるのでしょうか。
数学的には間違いでも、ある場面では正解になるのです。
物事というのは、すべてそういった性質を持っています。
コンサルタントには、あらゆる物事を、既成概念に縛られることなく、くだらない常識に冒されることなく、常に柔軟な思考を持って、このようにあらゆる角度から語る力が求められます。
これが現代のコンサルタントに求められる2つ目の力。
「クライアントの心に最も自然に入る形で物事を語る力」
です。
「なぜ、人を殺してはいけないの?」
子供にこう聞かれたらどう答えますか。
言葉を濁さず、相手は子供だからといってごまかさず、きちんと答えることができますか。
答えることができないということは、消極的にであれ、子供は「場合によっては人を殺してもいいんだ」と理解してしまいます。
あなたは、答えられないということでそのような答えを子供に与えているのです。
この問いは、非常に深い意味を持ちますので解説するには5時間のセミナーを開催したいくらいですが、今ここで理解してほしいのは
「コンサルタントは、あらゆる質問に即答できなければいけない」
ということです。
もちろん実際の現場では「明日までに調べておきます」などの答えは可能ですが、あまりにもそれが続くようだとクライアントの方が不審に思い、いつの間にか「唯一無二」ではなくなってしまいます。
ですから、質問に対しては「即答」が望ましいのです(再三で申し訳ないですが、「答える」というのは「答えを教える」という意味ではありません。即答は「即応答」の略だと思ってください)。
そしてそのためには、極めて広範な知識が要求されます。
「可能な限りあらゆる分野の知識を吸収し、それらを縦横無尽に使う力」
これが現代のコンサルタントに求められる3つ目の力です。
他人の10分の1の時間や労力で同じ結果を出せるかどうか。
ちなみに、ですが、フランスにはバカロレアという試験があります。
日本で言うセンター試験に相当するもので、受けたければ13歳とかでも受けることができます。
ただ、センター試験とはその中身が大きく違います。
理系文系関係なく朝っぱらから「哲学」の試験から始まるのですが、それは4時間の論述試験です。
「実験のほかに真実を証明する方法はあるか?」
「認識は全て意識の開放に繋がるのか?」
「無償の行為は可能であるか?」
「もし世界に意味がないとしても哲学はなお目的を持ちうるか?」
「ある芸術作品が美しいということを他人に根拠を示して説得することができるか?」
「どのような条件の下で一つの活動は労働となるのか?」
「人は美を判断するのか、それとも感知するのか?」
「ある文化の価値を客観的に評価することは可能だろうか?」
「真理よりも幸福を優先すべきだろうか?」
「ある特定の文化が普遍的な諸価値の担い手となり得るだろうか?」
などという問題が出題され、4時間かけてひたすら論述します。
フランスでは、大学受験生が、場合によっては中学生みたいな年齢の子が、こんなことをひたすらやっているのです(くどいですが、理系もですよ)。
参考までにいくつか試験問題を拾ってきましたが、最後の
「ある特定の文化が普遍的な諸価値の担い手となり得るだろうか?」
という問題の根本的な部分は、実は先ほど聞いた
「なぜ人を殺してはいけないのか?」
という問いと共通です。
「ある特定の文化が普遍的な諸価値の担い手となり得る、という思想は、少数意見を踏みにじる危険をはらんだ、ファシズムのような危険思想です」
というのが「まともな」大人の考えることだと思いますけど、そう考えているうちは人を殺していけない理由を一生説明できません。
このような、一見異なった知識・情報の間にある関係性が瞬時に見抜けるようになると、たいていどんな質問がきても即答することができるようになります。
また、これは実はそこまで大変な時間と勉強を要さずにできるようになります。
みんな僕が毎日毎日科挙の試験に受かるくらい勉強していると思っているようですが、実際はそこまで勉強しているわけではありません。
僕なんかは、人よりも勉強が好きという程度の人間で、僕より勉強熱心な人や、それこそ何万冊も本を読んでいる人なんて世の中にある程度いると思います。
でも、僕には彼らが10時間で学ぶことを1時間で学べる自信があります。
1時間で学んだことを、瞬間的にその他の知識と結び付けて、オリジナルの視点を交えて面白おかしく語る自信があります。
10個の知識があれば、1000個の知識を持っている人と同じだけの種類の質問に、より分かりやすい形で即答できる自信があります。
そのような自信があるのは、あらゆる質問に即答する力、知識を縦横無尽につなげる力、1を聞いて10を知る力というのは、言わばちょっとしたコツなのだということを知っているからです。
圧倒的な量の情報が洪水となって渦巻いている現代において、圧倒的な効率で知識を吸収し、体系化し、様々なものとリンクさせる力が必要になります。
これは生まれ持った才能とか、そういった話ではなく、純粋にコツと慣れなのですが、コンサルタントになるならこのコツはつかんでおいた方が圧倒的に有利です。
これが、コンサルタントに求められる最後の力、
「他人の10倍の効率で物事を吸収・応用する力」
です。
以上の4つの力を、1年間かけて僕と二人三脚、身につけてもらいます。
そしてこれが、今回募集するConsultingMasterClassの内容になります。
見てわかるとおり、今回のオファーはシンプルです。
今説明した、コンサルタントに求められる4つの力というのを、すべて、身につけてもらいましょう、というものです。
「クライアントの心の声を聞く力」
「クライアントの心に最も自然に入る形で物事を語る力」
「可能な限りあらゆる分野の知識を吸収し、それらを縦横無尽に使う力」
「他人の10倍の効率で物事を吸収・応用する力」
この4つの力ですね。
期間は1年間。
2009年4月開始です。
〜当時だけの案内内容のため中略〜
最後に。
厳しい時代こそ、じっと耐えて自分を磨く時代である。
勉強熱心な人ほど、そういろんなところで耳にすると思います。
これは真実ですが、僕はちょっと違う風に考えています。
「自分のことは死ぬまで全力で磨き続けやがれ」
時代が厳しいから自分磨きでもするか、ではダメなのです。
どんな時代でも変わらず自分を磨き続けるからこそ、どんな時代でも変わらず人様から頼りにされ、支持され、ともに成功していくことができるのです。
今回のこの講座は、その自分磨きのきっかけでありスタートである。
そんな位置づけになれたら嬉しいなあと思っています。
だからこそ少人数で、ちょっと必要十分以上かなという内容を提供することにしました。
自分を磨き、成功し、クライアントも喜び、感謝され、しかもちゃっかり自分の悩みも解決できる。
文字にして確信しましたが、こんな美味しい機会はそうないでしょう(笑)。
とにかく、今この講座に何となくではあるけれど、何かを感じている場合。
一歩踏み出してみてください。
必ずや、それは新たな自分の第一歩に、真の成功への第一歩になることでしょう。
ありきたりで申し訳ないですが、もし後悔というものがあるとしたら、それは一歩踏み出さなかったことへの後悔、なのではないかなと思います。
それでは、長くなりましたが、この辺で。
読むのが大変だったと思います。
でも、読んでくれてありがとうございました。
また講座の方でお会いできることを楽しみにしています!
木坂
追伸
「今、目の前にゆでたてのカニがあります。これが生物の死骸であるということを、僕が納得いくように説明してみてください。」
この問いに即答できるようであれば、このコースを受講する必要はありません。
あなたはすでに一流のコミュニケーターです。
存分にクライアントのため、社会のため、そして世界のためにその力をいかんなく発揮してほしいと思います。
もし、即答できない場合。
問いの意味すらよくわからない場合。
1年後は、即答できますよ。
世界そのものがクリアに見えているはずです。