地政学・歴史学セミナー 第4回 難民とともに考える

30,000

コース概要

今回のセミナーのテーマは「難民」。「難民とともに考える」とタイトルにあるように、難民について考えるだけでなく、難民を通して「世界の流れ」を見ていきます。

ただ難民について理解をするのではなく、それを踏まえて、世界の動き、人類の動き、を把握し、今後の自分の動きを考えていくことを目的にしています。

難民問題については世界中で議論がされており、日本でもときどきニュースになることはあるものの

問題となっている地域から距離が離れていることもあり、あまり実感がない方が多いのではないでしょうか。

ですが、日本の隣国にも「難民が生じる可能性」が高い国も存在しています。もし、その国が崩壊した場合、隣国としての責任を日本が世界から問われることは間違いありません。

難民の問題に限らずですが、問題になってから考えるというのでは遅いのです。

ニュースなどを見ていると、難民は受け入れるべきではないという人と、困っている人はみんな助けよう、という人の水掛け論のような不毛な議論を見かけることもあります。

果たして、自分の身に同様の問題が降りかかった時、あなたはどういうスタンスを取りますか?

難民問題とまでいかずとも、目の前に困った人がいる時、あなたは何を基準に判断し行動を起こしますか?

難民問題について考えることで、世界の見方を身に着け、自分の身の振り方を決める参考にしていただければと思います。

こんな人におすすめ

発展するコミュニティの在り方について知りたい方歴史を学びこれからの未来の行方を見る力を養いたい方人類発展の歴史から何が時代に求められているかを見極めたい方地政学的世界の見方を身につけ現実世界を見る視点を増やしたい方難民問題や貧困問題など弱者強者をわける社会のメカニズムに興味がある方

コンテンツ内容

地政学・歴史学セミナー 第4回 難民とともに考える
第4回 動画その1
1:15:28
・地政学という学問が前提としていること
・難民の現状はどうなっているのか
・歴史的背景を踏まえて考える難民問題
・難民問題が減らないと予想される理由
第4回 動画その2
1:24:28
・発展する地域とそうでない地域の決定的な違い
・進化、競争を勝ちとった人類の2種類の生き方
・人が集まれば集まるほど自由は制限される理由
・国家が全人類の自由を認めることは可能なのか?

編集部の感想

地政学的な視点を手に入れることがこのセミナーの目標の1つですが、

特に面白かったのが「シリア難民はどこを目指してどういうルートを通って行くのか」ということを地図を見ながら考えるワークでした!

グーグルマップを見ながら考えるのですが、地図を見るだけで、見るべきポイントをおさえれば

・どこが栄えているのか
・どのルートを通ると考えられるのか
・一つの国の中にも文化の違う複数のエリアがある

といったことが分かりとても驚きました。

これまで地図を眺めて考えるということをしたことがなかったのですが、視点を増やして地図を見るだけで世界の見え方が変わることを体感できました。

また、木坂さんがどうやって考えるのかを知ることで、難民問題について理解が深まるだけではなく、

「世界を見るとはどういうことか」を体験できた気がします。

また、地政学的な観点だけではなく歴史的な観点からも語られており、歴史的な観点から世界を見ることで、「背景を踏まえてどう考えるか?」物事を一段深く考えるための視点の持ち方が参考になりました!

これは難民問題だけでなく、身の回りに起きる出来事にも応用できると思うので、一段深く考えるための思考法の一つとして取り入れていこうと思います。
地政学・歴史学セミナー 第4回 難民とともに考える
30,000円