西洋思想史セミナー 第1回 「水掛け論」の解剖学

30,000

コース概要

このセミナーは、人権の歴史を通して「水掛け論のメカニズムについて学ぶ」のがテーマです。

我々は生きていく上で他者と議論する場面が日々訪れますが、意見がぶつかり議論が進展しなくなってしまうことが多々起こります。

議論になること自体は良いことなのですが、水掛け論になり不毛な時間を過ごすのはお互いのためになりません。

何が原因で水掛け論は起こるのか?
どうすれば最適な結論を導き出すことができるのか?

我々が日常的に行う議論よりはるかに抽象的で答えのない問題について考え、結論を出す哲学者たちの思考を参考に、考えていきます。

そして考えていく題材として、人権思想の歴史を扱います。

日本人の多くは「人類には普遍的な人権が存在する」という思想を持っていますが、世界的に見ると、実は極めて例外なことです。これまで抱いていた人権に対する認識がガラリと変わることもあるかもしれません。

自分にとっての常識が全てではなく、自分以外の視点を取り入れることで世界は広がるという感覚をぜひ味わっていただければと思います。

ぜひ西洋思想を学び哲学的思考を身につけ、より良い日常を送るのに活かしてください。

こんな人におすすめ

仕事や家庭で建設的な議論を行うことが難しいと感じている方話し合うなら実りのある議論にしたいと考えている方人権問題をテーマに哲学的視点を磨きたい方哲学的思考力を鍛えたいと考えている方話が平行線になりそうなときに現実ベースで1歩進める力を持ちたい方

コンテンツ内容

西洋思想史セミナー 第1回 「水掛け論」の解剖学
第1回 動画その1
1:43:59
・議論をするときにやってはいけないこと
・基本的人権とは何か
・ものを考えるときに持ちたい3つの視点
・古代ギリシアにおける人権
・なぜ古代ギリシャの奴隷制度は人権と矛盾しなかったのか
第1回 動画その2
1:26:31
・哲学視点で考える人間の自然な状態とは
・自然状態でいることと現実にギャップが生じる理由
・独裁政治が可能になった背景
・水掛け論(話が平行線になること)が起こる原因は何か
・水掛け論を避けるために我々がすべきこと

編集部の感想

木坂さんのおかげで、哲学をちょっと好きになれたかもしれません!

私は正直これまで哲学的で抽象度の高い話は自分ごととして捉えにくく得意ではなかったのですが、思想家ごとにエッセンス抽出して解説いただけたことで、それらを比較でき、無理なく理解をすることができました。

思想の歴史を学ぶことで、物事を見るフィルターが増えて、今の世界や日本を見方が変わる。一連の体験をできたことが「面白さ」を見つけられたかもしれません。

また「水掛け論にならないためにどうすれば良いか」の話からの学んだことも多く、日常生活で議論や衝突が起こった時に、一息ついて今回のセミナーで学んだことを実践したいと思います。

水掛け論にしないというよりは、意見がぶつかり合って平行線になるのは、仕方がないことだから、立て直すためにどうすればいいか?私はすごく参考になりました!

一見、難しそうな言葉(西洋思想、哲学、人権、政治など)が並ぶセミナーですが、日常生活に生かせる学びもたくさん詰まっているので、ぜひ受講してみてください。

特に人と余裕を持ってコミュニケーションを取れるようになりたい方には学びが多いと思います!
西洋思想史セミナー 第1回 「水掛け論」の解剖学
30,000円