西洋思想史セミナー 第2回 一番偉いのは誰なのか

30,000

コース概要

このセミナーでは思想的な観点から偉さの頂点である「主権」について考えていきます。

私たち日本人は「人権や国民主権」という概念を明治や戦後に無理やり欧米から輸入してきたという背景をもっています。

自ら勝ち取った権利ではない上に、欧米の人たちのような一神教的な発想も持ち合わせな炒め「人権や国民主権」を肌感覚で感じることができません。

ですが、現代の日本において「国民には主権がある」という前提の元、社会は動いています。

本来であれば、これは自分事であり、当たり前に知っておくべきこと。

当然、自分の幸福を考えるためにも、生きている社会について理解を深めておくことは重要になります。ですから、この機会に一度考えてみてください。

セミナー内では国民、国家、主権、法治主義、法の支配、三権分立など基礎として知っておくべきことについても順を追ってお伝えていきます。

ただの「人の集まり」が「国民」というコミュニティを作るのに、どの様な流れを追っていったのか?

「国民」となった人々が、どのように統治システムをつくり「国民国家」が誕生したのか?

国民はなぜ「主権」を持てたのか?

まずは「主権」について理解を深めていきます。

日本人は政治に無関心だと言われますが、その原因の最たるものは単純に学校でまともに教育されてない、ということに尽きると思います。

このセミナーを自分ごととして政治を捉えるための基礎作りに役立ててください。

こんな人におすすめ

コミュニティがいかにして作られるかを歴史的観点から学びたい方政治のニュースを自分事として考えられるようになりたい方判断が難しい問題に対して自分なりの根拠をもった意見を持ちたい方目の前に起こる問題を抽象度の高い視点で考える力を養いたい方政治問題をベースに哲学的思考を身に着けたい方

コンテンツ内容

西洋思想史セミナー 第2回 一番偉いのは誰なのか
第2回 動画その1
1:17:48
・偉いのは国家かそれとも国民か?
・「国歌」から考える「国家」の意義
・「国民」という枠組みが示すもの
・国民意識を生み出すものの正体
・私たちは主権を持っていると言えるか?
第2回 動画その2
1:11:44
・適切なのは「人の支配」か「法の支配」か
・三権分立が生まれた背景
・偏った日本の三権分立
・オリンピックと戦争の関係
・改めて「偉いのは国家かそれとも国民か?」を考える

編集部の感想

「物事には絶対的な正解がある」と思い込んでしまっている方の処方箋になるセミナーだ!このセミナーを受講して感じた感想です!

私自身、木坂さん和佐さんの発信に初めて触れてから、そこそこ時間が立っているのですが、お二人の情報に触れる以前は

「問題」には必ず「答え」がセットでパッケージされているものだと思いこんでいたし、絶対的な答えを導ける方法論が存在しているんだと信じてやみませんでした。

「一体、誰が本当の答え」を教えてくれるんだろう」とワクワクしながら、情報発信者を「選別」していた時期もあります。

そして、ある出来事をきっかけに和佐さん木坂さんの情報に触れ「答え探しをしたところで幸せにはなれない」と悟り、幻想から目覚めることができたのですが

このセミナーは答えのない問いに挑むことや、自分とは一見関係の無い問題に挑む事の重要性を体感できるセミナーだと思います。

答えのない問題に挑むことは「自分事の範囲」を広げる絶好のチャンスなのですが、扱うテーマが「主権」ということで国家や政治など、身近にあるものなのでイメージもしやすいです。

また、政治や国家というのは、個人の幸福には関係がないものと考えられがちですが、現時点では、私たちの人生や生活の根っこに関わるものなので、立ち止まって考えるだけの価値は多いにある内容です。

「答えが出せない問題なら勉強する価値もない」とバッサリ切り捨てきた人ほど、騙されたと思って視野を広げる意味で、ぜひ受講していただきたいと思います。
西洋思想史セミナー 第2回 一番偉いのは誰なのか
30,000円