和佐木坂アーカイブス編集部です。
今回もアーカイブスでリリースした
License to Steal に関わる
当時の木坂さんのメルマガを
振り返りながらお届けしていきます。
今回は前回の振り返りで問として投げかけられた
「成功するマーケティングを構成する3つの要素」
の答えが登場します。
前回のバックナンバーも用意しているので
まだご覧になられていない場合は、
こちらをご覧ください。
【License to Stealの振り返り②】
木坂さんの限定音声をお届けします。
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キャンペーンのリマインドだけ失礼します
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ここから当時のメルマガ転載です
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ではでは、連絡はこれくらいにして
お勉強の方にいきましょう。
今日の1番と2番は、何気につながっています。
できれば一気に読んでください。
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目次
1.成功するマーケティングの3つの要素。
2.イチローという凡人。
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1.成功するマーケティングの3つの要素。
200件近くかな、結構回答が来ましたが、
それでも思ったよりは少なかったですね。
少し難しかったのかな?って感じです。
(※補足:前回のバックナンバーにある
成功するマーケティングの3原則についての回答)
回答を送ってきてはいないけど
考えたって人は結構いるような気がするんですが、
せっかくなんで送って欲しいと思ったり思わなかったり(笑)。
まあ、いずれにしてももうほとんど回答も
送られてこなくなってきたので、
ここらで一応僕なりの考えを解説しますね。
まず、イキナリ3つの要素を明かしてしまいますが、それは
1.企画力(売れるアイディアを生み出す力)
2.科学的思考(データから未来を推測する力)
3.思い込み(思考を現実化する力)
の3つです。
これを今から順を追って説明していきますね。
まず一つ目。
企画力、ということですが、これはつまり
「ヒットするマーケティングキャンペーンを思いつく力」
ということですね。
2つめとも関連するんですが、
マーケティングキャンペーンというのは、
特に「コンサルタント」的な人が
主に主張するキャンペーンというのは、
何のオリジナル性もなく、
20年とか50年とか、ヘタすると100年とか、
それくらい昔にアメリカで流行ったキャンペーンを
そのまま紹介している、ってケースが多いです。
これは、ある意味で「科学的思考」ではあります。
過去に流行ったもの、成功したものを用いていくわけですから。
データ的に条件が一致すれば、
それはやはりいつの時代も成功するはずです。
それが「科学」だし、科学という概念を支える
「再現性」というものでもあります。
しかしながら、この「科学的思考」にのみ頼っていると、
同時にいくつかの問題にも直面します。
その中でも現在最大の問題は、
「ネットって、結構変なメディアだ」
ってことです。
当たり前なんですが、
ダイレクトレスポンスマーケティングが
体系化された頃というのは、
ネットのネの字もないような時代ですよね。
何十年も昔ですから。
マーケティングの
根本的な原理というか、
人間の心理状況や心理変化に着目して
システムを構築していくあたりなんかは、
おそらくは普遍のものなのですが、
それ以外のキャンペーン的なものというのは、
その精度がかなりそのときの条件に左右されます。
例えば・・・
封筒に入ってくるセールスレターを読む人と
ネット上のセールスレターを読む人の心理状態は、
明らかに異なります。
ネットでものを買う人の懸念材料と、
チラシやポストに投函されたDMで注文する人、
そしてテレビショッピングなどで買い物をする人
の懸念材料は、天と地ほども離れています。
ネット上のセールスレターと
オフラインのセールスレターでは、
まず超えなければいけない壁が全く異なります。
オフラインで反応が取れる言葉とネット上で
反応が取れる言葉は意外と異なります。
オフラインとオンラインでよく売れるモノの特徴は、
思っている以上に違います
(販売メディアと商品の相性は極めて重要です)。
ネットで流行る店、オフラインで流行る店、
その条件全く異なります。
・・・などなど、
まあ挙げてったらキリがないのですが、相当違うんですね。
これは、ネットでもオフラインでも
数多くのテストをしてみて
初めてわかることなんですが、
実際すごく違います。
ネットでうまくいった
マーケティングキャンペーンで
オフラインでスカだったものなんて、
それこそ数え切れないくらいありますし、
その逆もまた然りです。
つまり、
「過去の事例に頼ってばかりいると、
この変化の時代を生き抜けない」
ってことなんですね。
ネットを使う場合は
それにふさわしいキャンペーンを思いつく力、
そしてどんな場合でもその商品に
ぴったりしたキャンペーンを生み出す力。
これらが極めて重要なのです。
それに、極端な話、赤字になる
マーケティングキャンペーンを100個展開し、
ひたすらそのデータをコレクションしていても
ビジネス的に意味はあまりないんですよ。
「科学だ、データだ、テストマーケティングだ」などと
うなされたように毎日つぶやいていても、
それは体力の削り合いでしかありません。
だって、全部赤字であることには変わりないから。
とにかくひとつでもいいから
成功させなければいけない。
収益を出さなければいけない。
ビジネスとは、そーゆーものです。
ビジネスが収益を上げ、成り立っているからこそ、
それが前提でこそ、失敗が財産になるんです。
つまり、成功するマーケティングは
「利益をもたらせる」ものでないといけないし、
同時に「そのときの環境・状況に応じて
自由自在に展開できないといけない」わけです。
だからこそ、科学的にデータを分析し、
成功事例をつぶさに適用していくこと以外に、
「新しい効果的なマーケティングを考え出す力」
が不可欠となるのです。
そしてここが、
「マーケティングはなぜオカルトなのか?」
にも通じるところなのです。
この
「思いつく」
という行為は、
一見科学的なプロセスを
経ているように見えますが、
実際には結構「ひらめき」としか言えないものに
依存していることがあります。
「企画は記憶の複合体」
とプロデューサーのおちまさとは
しきりに言ってますし、僕もそう思いますが、
じゃあ自分が持っている何億何兆という記憶を、
科学的に一つ一つ順列組み合わせを考えながら
全く新しいアイディアを生み出すんですか、
と言われれば、違いますよね。
ってか、無理ですよね(苦笑)。
こうしている間にも、どんどん記憶は増え続けています。
そしてその全てを科学的にくっつけて検証していく
なんて作業は、とても意識的には出来ません。
やっぱり、意識ではどうにも出来ない
ある「きっかけ」を受けて
ある日突然「ガチャッ」とくっついたりするのです。
こうして「ユニークなアイディア」が生まれる。
そーゆーわけです。
ぶっちゃけた話、ここが
しろーとコンサルタントもどきや
とーしろマーケッターもどき、
そしてエセコピーライターもどきと、
プロ
~~~~
との違いでもあるのです。
昔から言われているものを、誰かが成功したものを、
受け売りのようにただ吐き出しているだけなのか、
それともそれらをきちんとふまえ、
さらに自分のテスト結果をもふまえ、
さらには効果的な新しくユニークな戦略や
キャンペーンを思いついて提示できるのか。
ここが両者を分かつところ。
何で僕が書いたレターは反応が
平均の数十倍取れるのか?と言われれば、
それはその商品に完璧にフィットした切り口を
「思いつく」ことが出来るからです。
そして最近コンサルしててよく言われるのですが、
その思いつくスピードってのが、
普通じゃないくらい速いみたいです(笑)。
だから、いくら僕のレターを表面的に真似したところで、
せいぜい普通の反応率しか取れないでしょう。
だって、そこにはユニークさが何もないから。
「もてない男が今では毎日やりまくり」
「ダメサラリーマンが今ではネットで億万長者」
「リバウンドだらけの万年デブが1ヶ月で10キロ痩せた」
などなど。
一体どこがユニークなんでしょうか。
そればかりか、これらは過去の成功事例を歪んで捉え、
僕がよく言う「振り幅」を死ぬほど浅く捉えたコピーたちです。
でも実際こんなレターばっかりですよ(苦笑)。
最近結構僕の書いたレターを
真似ているレターを見かけますけど、
ネットビジネス大百科のように
7000本近く売れている商材とか、ないですよね。
マーケティングが即データであり科学であるならば、
全ては論理的に片がつくはずであって、
僕のレターを真似すれば
僕のレターと同じ成約率が出るはずなんです。
言葉はギリシア語でロゴス、つまり「論理」ですしね。
しかし現実はそうではない。
ほとんどはスカ、
僕は反応が取れる。
相当大きな違いが、そこにはあります。
思いつく力。
これが不可欠なんです。
昔このメルマガでも書きましたが、
500アクセスに一件も成約しなかった商材が、
僕が1分見て切り口をアドバイスしたとたん、
1日10万円売れるようになった
という事例があるわけですが、
「思いつく」ことにはこれくらいの破壊力があります。
侮り難いですよ(笑)。
そして最後ですが、3番目、「思い込む力」です。
これはつまり
「このマーケティングは必ずうまくいく!」
と思い込む力ですね。
うまくいくと“心から”思えばうまくいく。
これは本当です。
まあ、思考は現実化する、なあんて
有名な本やら発言やらがありますから、
何となく意味はわかると思います。
そして、意味はわかって
実感もできるごく一部の人と、
意味はわかるけど半信半疑なその他大勢の人
に分かれるところだとも思います(笑)。
なので、あんまりこれに関しては深く話しません。
プラシーボ効果の話とか、二重盲検試験とか、
そういった話をすれば
結構「科学的に」この「思考は現実化する」って現象を
説明できないこともないんですが、
まあ、いいか、みたいな(笑)。
実はそこまでスピリチュアルな話でもないんですよ、
これって。「上手いこと言ってるよなー」
とか
「なんかそんな気がしちゃうんだよなー」
とか、そういったものでは、実はなかったりします。
特に医学の世界では、だいぶ認められている話ですんで。
もちろん、多少意味合いは違いますけれども。
なので、もし興味があって、
なおかつイマイチ信じられないという場合は、
上の単語をキーワードにしながら調べてみて下さい。
さて、少し難しかったかもしれませんが、
これが僕なりの答えになります。
1.企画力(売れるアイディアを生み出す力)
2.科学的思考(データから未来を推測する力)
3.思い込み(思考を現実化する力)
これが成功するマーケティングを構成する3つの要素です。
そしてこれらの“化学的な”結合があってはじめて、
マーケティングは成功します
。もしうまくいってないマーケティングキャンペーンが
あるとしたら、ちょっと考えてみて下さい。
多分
「切り口にオリジナリティ・ユニークさがなく、
キャンペーンと商品がフィットしていない」
「データに基づいた推論や検証、修正が行われていない」
「何となく失敗すると思っている」
のどれかにあてはまってるはずですから。
“化学的な”結合が壊れると、
電子のひとつが外れて
原子が不安定になると、
そのマーケティングはうまくいきません。
ま、ちょっと時間をとって、
自分にあてはめて考えてみてください。
2.イチローという凡人。
ここに、一冊の本があります。
「イチロー思考」
という本です。
少し前に読んだのですが、とても興味深かったです。
僕は、業界を問わず
「一流」と言われる人たちにすごく興味があって、
その中でも特に「天才」と言われる人に興味があります。
だからイチローには興味があるけど
松井にはあんまり興味がない。
将棋で言えば羽生には興味があるけど
谷川には興味がない
(まあ谷川さんも天才的なんでしょうけども 苦笑)。
あ、サッカーの中田も好きですね。
中村とか小野とかはあんまり興味ないんですが、
それは「天才」とかそーゆーことを抜きにした、
僕個人の好みな気もします(笑)。
んで、その「天才」たちなんですが、
僕はほとんどの場合「天才ではない」と信じています。
特に今あげたイチロー、羽生、中田、
この3人は間違いなく天才ではないのではないか、と
。
むしろ、世間から「天才」と言われることで
少し寂しくなっているとすら思うわけです。
まあ、彼らが寂しいか寂しくないかは
この際どーでもいいんですが(笑)、
彼らがなぜ天才ではないか、
そしてそこから僕らは何を学び、どこに活かし、
成功のヒントにしていくことが出来るのか、
特にイチローを例にとってそれをお話したいと思います。
イチローが天才ではない理由、それはとても単純です。
いつだったか、どっかで和佐君も書いてた気がしますが、
イチローは自分でも言っている通り
「自分が成功した理由を全て説明できる」
という点において、天才ではないんですね。
これは、努力をして成功をつかんだ人間
にしか出来ないことです。
彼自身、こうインタビューで答えています。
「僕を天才だと言う人がいますが、
僕自身はそう思いません。
毎日血の滲むような練習を繰り返してきたから、
今の僕があると 思っています。
僕は天才ではありません。」
偶然一回くらい成功したラッキーボーイには
当然なぜ成功したかは説明できないでしょうし、
本当の天才もおそらくは
その理由を説明できないと思います。
なぜなら、何も努力しなくても、
大概うまくいってしまうのが天才たるゆえんだからです。
やったらできた。
彼らにとっては、これだけの話なんですね。
だからこそ、僕は初めに
「彼らは天才と呼ばれることで
寂しいと感じているんじゃないか」
と言ったわけです。
だって、天才は努力をしなくてもうまくいく。
自分は“血の滲むような”努力をしている。
天才のレッテルを貼られるということは、
「努力してなくてもうまくいく羨ましい人」
といった、なんとも妬みの混じった見方を
されていると言うことです。
彼らがしてきた、
そして「天才はいいよなあ」と
テレビの前で言ってる人がしてこなかった、
「血の滲むような努力」が
なかったことにされるんです。
だれからも理解されない。
そりゃ、寂しいだろう、と。
それに、イチローの経歴を振り返ってみると、
とても「天才」とは呼べないものであることに気がつきます。
まず基本的に、ドラフト4位入団です。
目立たねー(笑)。
ファームも経験しています。
天才じゃねーってか一軍ですらねー(笑)。
そんな話なんですよ、ちょっと冷静に考えてみれば。
天才ではなく、やはり努力の人なんだ、
強いて言えば秀才に近いんだ、と。
「イチロー思考」には、そんなイチローの興味深い発言が
たくさん載っています。
「努力」に関して僕が思わず
「すげえなあ」とつぶやいてしまったのが、
小学校6年生のときにイチローが書いた作文です。
「ぼくの夢は一流のプロ野球選手になることです。
そのためには、中学、高校で
全国大会へ出て、活躍しなければなりません。
活躍できるようになるためには、練習が必要です。
ぼくは、その練習にはじしんがあります。
ぼくは3歳のときから練習を始めています。
3歳~7歳までは半年くらいやっていましたが、
3年生の時から今までは365日中、360日は
はげしい練習をやっています。
だから1週間中、友達と遊べる時間は、
5時~6時間の間です。
そんなに練習をやっているんだから、
必ずプロ野球選手になれると思います。」
これですよ、小学6年生が。
これを書いちゃうってのも恐いですが、
何よりこれだけの練習を
小学生がしていたってのが恐い(苦笑)。
そして忘れてはいけないのが、
それでもドラフト4位だということです。
これだけやってても、4位。
僕もずっと部活やってたのでわかるんですが、
高校とかのうちって、正直才能がある人が強いんですよ。
数年間の努力ではどうにもならないものって、ある。
でも、イチローのように、
「人生」というスパンで見た場合、
努力の方が強いことが多いですね。
エジソンとか、ケンタッキーのおっさんとか、
有名な話ですが、やっぱりすごいと思うわけです。
さらに興味深い発言があって、そしてこれは僕が
昔から言っていることと酷似しているんですが、
スランプの捉え方です。
「イチローさんにとって、
スランプとはなんですか?」って聞かれて、
彼はこう答えています。
「自分の力以上のものが働いている。
打てるはずがないのに打ててしまう。
そんな印象なんですよね。
ですから僕はスランプの時にこそ絶好調が現れる。
すごく感覚を失っているときにしか好調はありえない。」
そうなんですよ、本当にそう。
これを読んだ時に、ああ、僕以外にも
そう考えている人っているんだーと、
なんだか安心したものです。
一緒にされてイチローもいい迷惑でしょうが(笑)。
データ上は、1000万円しか
売れないはずなのに、1億売れちゃった。
予定では100人しか応募してこないはずだったのに、
3000人応募してきちゃった。
上場できないと思ってたのに、
なんだかよくわからないうちに上場できちゃった。
こーゆーの、本当に僕は恐いんです。
理由がわからないから。
何でそうなったのかわからないし、
経験上、その後にはすさまじい「谷」が、
それこそ奈落のような谷が
控えていることがわかっているので、
ますます恐いわけです。
バブルみたいな。
失敗が続くのは、大してへこみません。
調べたら理由がわかるし、
データをためるつもりで失敗していることが多いから。
でも、理由なき成功が続くのは、
たまらなく不安になります。
多分、ネットで稼いでいるらしい人たちが
みんな不安なのは、稼げた本当の理由が、
腑に落ちてないからでしょう。
つまり、自分の成功の再現性に自信がないんです。
もちろん、彼らは天才ではなく
「ラッキーボーイ」だと思いますが(苦笑)。
ま、それはともかく。
イチローは、このような非常に
興味深い発言を繰り返しています。
たとえば、
「ボールというのは、
バットに当たったときに捉えるのではなく、
投手の手から離れた瞬間に捉えるものなんです。」
という発言。
「打つ前に打てている」という意味合いですが、
これなんか、マーケティングや
コピーライティングにそのままあてはまります。
マーケティングは仕掛けた時にどうこうするんじゃなくて、
仕掛ける前のプランニングの段階で成功するかしないかが
決まっています。
セールスレターも、書く前に
その成約率の8割は決定されています
(それは大百科でくどいほどに説明したとおりです)。
それから
「なんとか人と同じじゃなくて、
人と比べて抜きん出ないといけないって
思っていましたから、
「こういうふうに打たなくてはいけない」みたいに
周りから言われる言葉には常に反抗していましたよね。
ただし、基本は大事にして、そこからは外れないように
してはいましたけどね。」
という発言。
まさに、
「データ・王道を重視しつつも、ユニークかつ
オリジナルなものを生み出す努力を怠らない」
と先ほど説明した通りのことです。
基本は徹底的にマスターする。
データ的なものは、できる限り詳細にストックする。
しかしそれに満足することなく、常にユニークなものを
考えていくことを怠ってはいけないんですね。
それが、プロなわけです。
そして極め付けが、これ。
「僕がどうして毎日練習をやるか?
その理由は簡単です。
いいときの状態って、
すぐに身体が忘れるじゃないですか。
それを忘れないように毎日やるのであって、
それ以外ではありません。
「継続は力なり」なんです。」
そうなんですよね、まさにそう。
僕が毎日何かしら文章を書くのも、
やらないと感覚を忘れるからです。
毎日ビジネスの勉強をして、
スケジュールをつまらせて
たくさんコンサルを入れたりしているのも、
時間をあけてしまうと
その感覚を忘れるからです。
毎日やっていないと、
むしろパフォーマンスが落ちるから、
だからやっているってだけの話なんですね。
それを他人は
「毎日毎日努力していてすごい」とか言うわけですが、
ほとんどの場合楽しくてやっているから
何も努力って気はしませんし、
今説明したように、失うことが恐くて
自然に体と頭が動く、という一面もあるわけです。
その結果、毎日毎日何かを積み重ねた結果、
全ての成功とそのプロセスを説明できるようになる、と。
この、「成功するプロセスを全て説明できる」というのは、
実は極めて科学的な思考の賜物です。
だって、データの積み重ねと、その再現ですからね。
その意味で、イチローも極めて「科学的に」考えて
毎日を過ごしていると言えるでしょう。
しかしながら、もっと根本、
「なぜイチローは野球をしようと思ったのか?」
という部分は、まさにオカルト。
直感でしかありません。
つまり、1番で説明した「思いつく力」、企画力なんです。
そしてイチローは
「絶対にプロになれると思います」
と小学生の時に既に確信していますから、おそらくは
24時間365日、ずーっと「俺は一流になれる」と信じて
疑わなかったでしょう。
これが、「思い込む力」に該当します。
結局、イチローがあれだけ成功しているのも、
僕が考えるマーケティング戦略が成功するのも、
1.企画力(売れるアイディアを生み出す力)
2.科学的思考(データから未来を推測する力)
3.思い込み(思考を現実化する力)
という3つのポイントをきちんと押さえているからなのです。
野球をやろうと決めて、
死ぬほど練習し、
データをストックし、
仮説と検証を繰り返し、
そして「俺は一流になれる」と
“心から”思い込む。
これで成功したわけです。
もし興味があれば他の一流の人たちや、
ビジネス的に成功している事例などを
分析してみるといいですよ。
この3つのポイントの
どれかひとつでも押さえてなかったら、
大して成功しない
(多くは“失敗”している)と思いますから。
ではでは、今回はこの辺で。
じゃあ、また次回お会いしましょうー。
ありがとうございました。
木坂
追伸:
8月の3日くらいまでには、
例のセミナーの告知をします。
(Licese to Stealのこと)
先着順では全くないので焦る必要はないです。
僕が有料で、しかも自分主催で
ビジネス系のセミナーをするのは
人生で初めてな気がします
(そしておそらくは最後)。
それだけ、意味があるということですね。
僕がとことん嫌がっていた
この業界でメルマガを出し(笑)、
和佐大輔とネットビジネス大百科を作成し、
結構ネットビジネスの変化の流れが
加速してきたなーと思ってます。
ほっといてもゆっくり変化してますけどね、
それを加速させたかな、と。
その勢い、ここで殺す手はないな、と。
せっかくなんで、もっと加速させてみたいと思います。
しろーとが振り落とされちゃうくらいの
スピードが出ないかなあ(笑)。
あと、セミナーでは、
僕がこういった活動をする決心をした
真の目的もお話します。
結構聞かれるんで。
「何で無料でこんなに情報出すんですか?なんでそんなに
働くようにしたんですか?何が本当の目的なんですか?」
って。
別に、大した目的じゃないですけどね。
ただ、残念ながらビジネス的な観点・目的では全くないです。
それでも興味があれば、楽しみにしててください。
追伸2:あ、いい忘れましたが、クイズの答え、
すごく勉強になりましたよ。
やっぱり僕が考えもしなかったような鋭い視点で
考えているものが結構あって、
あー、クイズ出してよかったーって感じでした(笑)。
個別にお返事はしていないですが、すごく感謝しています。
そして、そのセンスある答えに、未来の希望を見ました(笑)。
なんとなーく
日本のネットビジネス界の未来に
絶望している気配も個人的にあったのですが、
実に嬉しくなりました。
さっさと僕なんか踏み潰して、
世界と渡り合う実力を身に付けて欲しいと思います(笑)。
いや、できれば踏み潰さないでは欲しいですけども(笑)。
ーーーーーーーーーー
転載ここまで
次回は、当時使われた
『License to Steal』のレターを
原文そのまま公開します。
本編セミナーの中で
一つの教材として扱われている
レターであり
木坂さんが本気で書いたレターの
一つでもあるので
ぜひ楽しみにしていてください。
最後に『License to Steal』に関して、
アーカイブスで共有してきた
コンテンツをまとめておきます
ーーーーーーーーーーーー
→リリースキャンペーンの詳細
(編集部と和佐さんの対談動画あり)
特典動画からの切り出し
『License to Steal』に登場するA.O methodとは何か?
振り返り配信①
「言い訳癖」をなおすために木坂が実践した簡単なこと
振り返り配信② (GDTの法則音声あり)
木坂さんの限定音声をお届けします。
ーーーーーーーーーーーー
では、最後までお読みいただきありがとうございました。